4月16日木曜講習会に参加して

大阪賛助会 T・M

今日は、神戸の田邊立兵講師による講習でありました。参加者は40名で、講演内容は観念要素の更改法-1(無料公開講座)でありました。 内容を簡単に箇条書きにまとめました。
〇中村天風先生は日清・日露の戦争で、軍事探偵をされた後、ひどい奔馬性肺結核にかかられました。その後、欧米に渡り、エジプトでヨガの聖者カリアッパ氏と出会い、インドの山奥にて難行苦行の修行をされ、日本に帰国されました。そして心身統一法を創建されたという天風会の歴史を話されました。
〇天風会の一つの目的は、それぞれの人間の「命の力の充実と発揮」である.
〇137億年前のビッグバン、そして銀河系、太陽系ができて、地球が誕生する。大自然は絶え間なく「進化向上」を繰り返している。人間もまたその中から生まれている。
〇そしてすべてに因果律が存在する。結果のあるところには必ず原因がある。
〇命(真我)は心と体を用具として上手に使いこなして活きねばならない。その用具である心と体を、いかに鍛えていくかを心身統一法は教えている。
〇まず心を心を強くする第一の方法は、暗い要素がたくさんある中にそれ以上入れないようにして、明るい強い要素を増やし続けていく。ちょうど真っ黒な水のプールに、少しずつきれいな水を日々入れていって、プールの水を浄化していくと言う方法です。
それには、就寝前のまどろんだラッポー期の時間に手鏡を使って二人称で、例えば「おまえ(あなた)信念強くなる」とか「元気になる」とか命令暗示を唱え、そして今までで一番うれしかったこと、楽しかったことを思って連想暗示をして眠るようにする。次に朝起きて、一番に昨夜の命令暗示の内容を今度は、一人称で「わたしは信念が強くなった」と断定暗示をするようにする。
これが観念要素の更改法です。
わたしも、まずこの鏡の暗示を続けていくことが大事であり「継続は力なり」ということを、この講習会を通じて改めて確信しました。
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天風メソッド集中講座に参加して

大阪賛助会 K・M

3月29日(日)9時30分より、エル・大阪に於いて、天風メソッド集中講座が開講されました。当日は、朝からあいにくの雨でしたが、44名(内28名の一般参加者)が参加していた。
講座内容は、以下のとおりです。
第一講座「人間の本当の心の力を知っていますか?」
第二講座「ガキとなるのは、あなたの深層の心」
第三講座「強い心の訓練をするには」
第四講座「心を使った実験をしてみましょう」
第五講座「日常の身体の使い方」
第六講座「日常の心の使い方」
第七講座「心の休ませ方」
概略として、生命そのものは本来は積極的なもので、心身を道具として使い、世の中の進化・向上に資することを使命としています。この使命遂行の為に、6つの力(体力・胆力・判断力・断行力・能力・精力)を使うのですが、潜勢力と言われる6つの力は、心身一如で訓練的に積極化しなければ発現しません。
潜勢力を発揮させるためには、本能心・理性心を統御できる意思の力で、積極精神を作るしかないのです。
その方法として、観念要素の更改や、積極観念の養成、さらに第五講座の「日常の身体の使い方」ではクンバハカ法、第六講座「日常の心の使い方」では、意識を明瞭にして使うこと。
最後に安定打坐法を行い終了しました。
一般の方が多かったこともあり、講義は言葉一つ一つに気を使い、一連の流れで非常にわかりやすくご説明していただきました。
昨年、日程の都合で受講できなかったこの講座に参加することができ、嬉しく思います。
お陰様で自分にとって、大変有意義なものとなりました。横井講師、堀田講師並びにスタッフの皆様に深く感謝いたします。
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2015年3月29日の「天風メソッド集中講座」を受講して

H・M

昨年の6月に「天風会」に入会させていただきました。
3月末で約10か月、神戸、多武峰の夏季修練会を経て各種勉強会等に参加し、いったい自分はどれくらい天風哲学が理解出来ているのかを再認識する為に、今回参加させて戴きました。
横井講師から、天風哲学の基本である「心」と「身」の積極について「心は積極的に使う、身は訓練的積極で使う」が一般の人にも理解しやすいように話されました。
堀田講師からは、実在意識と、潜在意識についての話や、「ゴムボールが反発する力がストレスです!」等、これも一般の人に理解しやすいように噛み砕いた内容で話されました。
具体的事項として、「今日嬉しかった事を10個書く!」のアドバイスは日々積極的な思考を作る為の良い訓練に成ると思いました。早速取り入れてみます。
どれも、これも何度も聞いている話しです。本でも読んで理解出来ているはずなのに、新鮮な気持ちで受講している自分と、実践出来ていない自分とを発見しました。
今回参加させていただき、その事が再認識出来ました。ありがとうございました。

3月21日土曜講習会に参加して

 

大阪賛助会 T・I

3月21日の土曜講習会は、横井講師による「神経反射の調節法」と「精神使用法」でした。
初めに、アイスブレイクとして『「牡丹・萩」という文字から何を想像されますか?』との問い掛けをされました。ぼたもちとおはぎのキーワードでした。当日は、「彼岸の中日」であることから、季節のことを取り上げていました。

さて、最初の講習は「神経反射の調節法」についてでした。
神経は、いろんな刺激に対して、働いている。神経が対応できなくなると過敏になる。過敏にならないように日頃の生活を調節してあげる必要がある。この方法が、「神経反射の調節法」です。
次の講習は、「精神使用法」でした。
意識明瞭が大切。講師が「意識明瞭とは、別のことばで何ですか?」との問いかけを受講者にしました。私は、「集中」と答えましたが、講師が「ハッキリした気持」と回答されました。
さらに別のことばで「雑念、妄念をふっしょくして・・・」との回答でした。
講師から、複数の問いかけがあり、自分なりの答えと、後の講師の回答を比較して、自分の理解を確認するのと深めるのに、良い機会となりました。

3/7(土)講習会(研修科)に参加して

 大阪賛助会 Y・S

3/7(土)講習会(研修科)に参加して
御橋講師 薬業年金会館

心と意識(実在意識と潜在意識をつなぐもの)
【実在意識と潜在意識をつなぐものは実は言葉ではない】と初めに講義の答えを話された。実在意識・潜在意識の間にある大事なチャンネル・スイッチ.言葉の誦句が持っている意味を各人が見直すキッカケになればとお話しが始まりました。
今回の講習内容は天風先生の本の中にもあまり見当たらない部分であるが、所々で少し見受けられる項目である。我々人間の誕生前と後の話。今日は言葉の話を的確に伝えたいと講習は進んでいきました。
私達の誕生前と後では実在意識と潜在意識が劇的に変わる。なぜか?変わる事で私たちの命、生まれるとはどうゆう事か、医療・子供の発達などの専門家の研究分野における先端の見地も含めて伝えて行きたいが、研究の先端がどうのと言う事ではなく、今でもこの分野で科学的には決まらない事も天風先生の教えの中、生命を考えた哲学から言うと天風先生は答えを示している。心身統一法の教えの中に組み込んでいる。【天風会では一番大事な話】
大変.深く解りやすく講義されていた。私たちの誕生が意識の影響を受けている事は勿論であるが、.具体的に自覚しているのかと言えば.殆ど大多数の人々はNOであろう。日々、仕事や生活と何となく過ごしているが、実は実在・潜在意識下の影響下で各種の判断を下し生きている。一般的には科学的・心理学的にも様々な理論や方法論もあるが、いずれも何となく物足りなさを感じてしまう。ところが、天風先生は意識活動全般をハッキリ・スッキリと解り安く説明されている。
今回、御橋講師のお話を聞く事で益々、天風先生の教えに出会えた事を感謝する事が出来た。結果、私の感応性能は高まったのです。
講習の後半では子供が出来た最初に感じるのはお母さん(母の潜在意識が感じる) 本人は気づかない時から潜在意識で育て始めている。妊娠から誕生について話が進む、いつも、誰でも潜在意識が働いている。お互いに潜在意識を持って付き合う、心の置き所とはこの事を忘れない事の大切さを説かれた。その時、私の心に朝の漢字が浮かんだ。、漢字の朝を分解すると【十月十日】人間の誕生は朝方が多い様である。朝と言えば太陽、太陽は宇宙にあると。朝の漢字も真理を示していると感じました。
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2月21日土曜講習会に参加して

大阪賛助会 T・I

2月21日の土曜講習会は、小野講師による「観念要素の更改法」と「積極観念の養成法」でした。
初めに、自己陶冶、すなわちセルフコントロール(自己統御)で、自分を磨くことの講習でした。自身の物の考え方、話し方を自分で変えないと誰も変えてくれない。自分で直すしかない。
次に、具体的な方法である「観念要素の更改法」の講習でした。
思い、考え、感情を包括して観念といい、観念を作る過去の経験が心の奥底(潜在意識)にある。
観念を作りあげる素を観念要素という。
観念要素は、テレビ等からいいことも悪いことも文句なしに入ってくる。明瞭な意識で、積極的な暗示(観念)として自分に取り込むことが必要である。積極的な暗示にすると、良い暗示として潜在意識に入っていく。逆に消極的な暗示にすると、悪い暗示として潜在意識に入っていく。
寝る前のまどろみ時は、特に暗示を受けやすい。このタイミングを利用して、潜在意識に暗示をいれる。方法は、寝る前に鏡を用いて、鏡に写った自分の眉間を見て、命令暗示「おまえ、信念が強くなる!」と言う。そして、朝目覚めのまどろみ時に断定暗示「私は信念が強くなった!」と言う。
「信念」とは、何かわからなくても、何年か続けていると間違いなく確信できるようになる。
更に、連想暗示として「楽しかったこと」を思いだしながら寝る。
最後に、「積極観念の養成法」の5つの実践要項の講習でした。5つの実践要項は、内省検討、暗示の分析、取越苦労厳禁、対人態度の積極化、正義の実行である。この5要項は、精神エネルギーの無駄使いを避けることでは共通している。一例として、要項「取越苦労厳禁」の取越苦労は、万が一起こることの可能性を思って、心配し、思い悩むのは、何の役にも立たないし、精神エネルギーの無駄使いとなる。
怒り、恐れ、悲しみも同様、精神エネルギーの無駄使いとなる。精神エネルギーを無駄なく、効率よく使う方法として、精神統一がある。
精神統一の方法は、今行っていることに集中する。そして、今行っていることが済んだら、次のことに転換し、そのことに集中する。
この集中と転換を繰り返すことで、精神エネルギーの無駄使いが防止できる。
私自身、前述の方法は、生活の流れの中で、容易に実行ができるので、実施している。ふと自分の過去の言行を思い出した時、現在と比較して、自分が変わってきたのに気づく。疑ってかかっていた時期もあったが、理屈抜きにして、とにかく継続するのがよいとわかってきた

1月17日講習会(心身統一法概論)に参加して

大阪賛助会 T・Y

横井講師の講演内容
中村天風先生の目的(教え)は、人間が幸福に活きるための必要な条件を完全にする方法を教示すると言うことである。
条件
1.自己完成(どんな生活環境にあっても克服できる精神)
2.社会貢献(見返りを求めない。不平不満を言わない)
「いつも愛と誠の精神で活き、お互い思いやりの気持ちで助け合う兄弟姉妹の数を増やし、世界の真の平和を確立する。」という使命がある。そのための力、智恵が備わっている。人間は万物の霊長として潜在勢力と言う力と智恵を生まれつき持ってこの世に出てきたのである。心は心の法則(道)、身は身の法則(道)に従って修養する事によって、その目的に達するようになる。これを心身統一法と言うのである。特に重要なことは、宇宙に無限に存在する、氣=作用粒子=実在物=活力を取り入れる受入口である。活力を取り入れるには心の態度が大変重要である。その心の態度(状態)を常に積極的にする方法を天風会で教えるとのことでした。
今回の講習会は、まだ会員になられていない人も対象で、心身統一法の概略を説明していただいた内容で、ぼんやりとしか心身統一法を理解できませんでした。これからも講習会に参加して、少しずつ理解していきたいと思いました。

1月10日 新春講演会に参加して

​​​​​​​大阪賛助会 M・H

2015年新春講演会と新年会に参加しました。講師は今川先生です。
新年に当たり以下の4つのお諭しを頂戴しました。
初めに、生まれたてのお孫さんを観察されて、「赤ちゃんは潜在意識で生きているんだなあ」と感じられたことから始まる話です。それは赤ちゃんはお乳を飲んだりオシメを変えたりする時間以外はずっと寝ているからです。それが3歳くらいになると外部の情報を取り入れて言葉を発したり興味あるものを取りに行ったりと反応するようになる。このようにして実在意識で思考することで観念要素がだんだんと潜在意識の中に蓄積されてゆくのだそうです。だから世間では三つ子の魂百までといわれるがこの年頃から思考したことが積極、消極の如何を問わず観念要素として潜在意識に入ってしまう。天風会に出会うまでは。だから天風会で教えてくれる感応性能を積極化する3つの方法をしっかりと実践することが大事だということです。
次にお諭しいただいたことは、私たちが常に意識しておくべきことは命の力が自分に備わっていることを信じその力を人生の中で活用しているか確認することです。誦句はただ唱えているだけでは意味がない、単なるお題目で終わってはいけない。そして何か問題があったときには自分で考えなさい、決して他人や占いなどに頼ってはいけないと。今川先生のお母様が天風先生のお言葉の中で一番印象に残っていることはと聞かれたときの答えは「主となれ」という言葉だったそうです。言わんとされていることわかりますよね。
第三に、講師歴30年以上の経験からいえることは「伸びる人は講習会によく参加されている」とのことです。だから皆さんも講習会に参加するようにしてくださいと。筆者には耳の痛い言葉です。(「伸びる」ってどういうこと? 天風教義が理想とする真人へと至る道を停滞することなく歩み続け人格を絶えず向上させているということかな?)
最後に、日曜行修会の目的は気の力を取り入れるためにやっているのでこれも積極的に参加してみんなで宇宙のエネルギーを取り入れましょう、そして命の力を生かすのはどうしたらいいか常日頃考えてゆく習慣をつけましょうということです
いずれも基本的なことばかりですね。みなさんご一緒に努力してまいりましょう。
引き続いて行われた新年会。司会は南さん、アシスタントは、小林さん、大崎さんと亀井さん(なんと26年の講習会皆勤賞受賞されました)です。
印象に残ったお話を数題ご紹介します。
小柳元代表のお話し、「大阪賛助会は古い歴史のある賛助会で、全国から目標とされるようこれからもみんなで盛り立てていきましょう」 心が引き締まりますね。
芝原理事、入会してから事業を立て直されたお話し。もっと聞きたかった。
堀田講師、「講習会が終わってよく聞かれる質問は天風教義のことではなく、既婚?とか年齢は?」とか。でもの幼いころの話だけで今日もその答えは聞けませんでした。
福井先生、天風先生がお好きだった黒田節の替え歌を歌っていただきました。天風先生が作詞なされた名曲です。以下に歌詞をご紹介します。
一、せくなあせるな人の世は 生きるも死ぬるも神まかせ
如何なるときにも朗(ほが)らかに これぞ真(まこと)の人と云う
二、さてもうれしやこの我は 日之本(ひのもと)一のしあわせを
いのちのすべてに受け入れて 明るく楽しく生き通す

以上

12月20日の講習会(研修科)に参加して

 大阪賛助会 N・H

全ての事柄は心の安定が何よりも大事と考えて安定打坐をしてどんなことがあっても動じない心を
つくり理想とする状態(心身統一)にする。坐右箴言が大事だというお話しから始まり、
脳の表面には3mmぐらいの皮質があり言語・運動・感覚・味覚・聴覚・視覚などの中枢があり、
生命を維持している大脳核についても脳の図を用いてご説明がありました。
人間だけが持っている心に理性心と霊性心があり、理性心の中にある感情は自己に都合よく
好き嫌いの主観が入るので不正確な情報(暗示)となりやすい。
感情(暗示)をはずしていかに理性(明示)で考えることができれば
たとえどんな状況でも解決策が見つかり心が悩まなくなり道が拓く。かならず拓く。
そしていかに霊性心(=人の心を慮る心)を発揮させるか。
心に入ってくる暗示を内省検討することをくせにして、消極がきても積極に変えて自分の暗示とすること。
霊性心を発現するためにはまず理性心をどう扱ってゆくか日頃の想い方・考え方に
武士道(=日本人の心に通じ)のこころが大切、
① 正義②勇気③思いやり④礼儀⑤誠をつくす
① ~⑤を理性心の基本としているとやがて感謝と歓喜が出てくる。運命が拓かれる。
坂道を転がるように運命が拓いてゆく。と力強い内容で講習を締めくくられました。
今回の講習で心とは何か。心の使い方・想い方 霊性心を発現する為には理性心をどうしてゆくのが良いか
そうするとどうなってゆくのかという具体的な方法を学ばせて頂きました。
私自身は七月に入会して天風道の実践のスタートをしたばかりです。
今は一生懸命理解につとめています。学ばせてもらえることや小さな気づきを大切に積み重ねて
実践に励みたいと思っています。
研修科

12月14日日曜行修会に参加して

大阪賛助会 K・Y

12月14日(日)日曜行修会9時30分より高津宮にて。
40名の方が参加(内1名は体験・見学)戸外修練では冷え込みと寒風の中、身も心も引き締まり心身ともに〔活〕が入った様な感じを味わいました。

厳しい寒さは自然とクンバハカ体勢になりクンバハカの練習には最適ですね、やせ我慢に聞こえますか~笑顔~〔心ひとつの置きどころ〕、いとおかしです。

● 日曜行修会
日 時   2024年4月28日 9:30~12:00
会 場    高津宮 大阪市中央区高津1丁目1番29号
参加費    500円
会場で体操を行いますので、体操のできる服装を用意してください。
地図
高津宮● 日曜行修会

● 講習会
日 時 2024年4月20日(土)14:00〜16:00
場 所 TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋
(大阪市中央区南船場4−3−2 ヒューリック心斎橋)

講習名 大阪の会講習会①
テーマ 「心身統一法概論」
講 師 岩永忍講師
参加料 会員無料、会友・一般 無料
地図
TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋

● 日曜行修会
日 時   2024年4月14日 9:30~12:00
会 場    高津宮 大阪市中央区高津1丁目1番29号
参加費    500円
会場で体操を行いますので、体操のできる服装を用意してください。
地図
高津宮● 日曜行修会